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【平成22年の活動内容】

埼玉県摂食嚥下研究会「第6回症例検討会」報告
平成22年12月19日
埼玉県摂食嚥下研究会「第6回総会」報告
平成22年7月11日
埼玉県摂食嚥下研究会「第11回講演会」報告
平成22年7月11日

     
埼玉県摂食嚥下研究会「第6回症例検討会」報告
平成22年12月19日

平成22年12月19日(日)、第6回症例検討会が開催され、会員をはじめ他職種の計123名の参加があった。

はじめに「摂食嚥障害と胃瘻」と題し、まちの内科クリニック院長の町野裕之先生から、つづいて「誤嚥性肺炎の予防(実践のポイント)」と題し、埼玉県総合リハビリテーションセンター言語聴覚科長で本研究会理事の清水充子先生から講演をいただいた。休憩をはさみ、参加者を約10名程度の計12グループに分け、2症例についてよる症例検討会とディスカッションを行い、6のグループからその内容の発表も行われ、最後に2人の講師から講評をいただき閉会した。


埼玉県摂食嚥下研究会「第6回総会」報告
平成22年7月11日

平成22年7月11日午前11時30分より、平成22年度埼玉県摂食嚥下研究会総会が、すこやかプラザ2階研修室にて開催された。

総会は、山﨑議長が選出され、金井会長の挨拶の後、審議が行われた。議案は、第1号議案の役員の選任に関する件、第2号議案の平成21年度事業の承認に関する件、第3号議案の平成21年度決算の承認に関する件、第4号議案の平成22年度事業計画の承認に関する件、第5号議案の平成22年度予算の承認に関する件が審議され、議案は原案通り承認された。

総会後、第11回講演会が開催され、摂食・嚥下障害認定看護師の寺見先生、管理栄養士の麻植先生による講演が行われた。会場には291名の参加者で、熱気溢れた。


埼玉県摂食嚥下研究会「第11回講演会」報告
平成22年7月11日

講演Ⅰ
「明日からできる摂食・嚥下リハビリテーション」
五星会新横浜リハビリテーション病院摂食・嚥下障害認定看護師
寺見 雅子先生

寺見先生の講演の内容は、

  1. 食べることの意味(栄養を取り入れ、生命を維持する。生きる楽しみ)
  2. 食べる機能の障害(症状として「食べる時にむせる」「口の中に食べ物が残る」「食べるのに時間がかかる」「肺炎を繰り返す」
  3. 解剖生理と嚥下の仕組み
  4. 食べるために必要な機能について

等を話された。

【まとめ】
摂食・嚥下リハビリテーションとは全身の機能を整えることであり、機能訓練のみならず、摂食姿勢や食事環境の調整、提供する食事への配慮までも重視することが大切。食べる喜びや味あう喜びを通して「人間らしく生きる」ということをサポートするとしている。最後に参加者に「あなたはどこで貢献できますか?」という投げかけがあり終了した。

講演Ⅱ
「明日から実践できる栄養たっぷり嚥下食」
医療法人社団横浜育明会介護老人保健施設・都筑シニアセンター・管理栄養士
麻植 有希子先生

講演の5つのテーマは、

  1. 高齢者の栄養ケアにこだわる理由
  2. 介護老人保健施設における栄養管理士の役割
  3. 栄養のお話
  4. 明日から実践できる栄養たっぷり嚥下食
  5. 病院や施設に導入するために

そして全体としてテーマに見合ったストーリー性のある内容は、非常に聴き応えのあるものでした。

【まとめ】
会場には普段あまり来場しない顔ぶれも多く本当に超満員であった。講師の両先生の話はさすが神奈川のメーリング・リストでも活躍され、且つご自身も県内各地で時間があればこう言った話をされている、積極果敢な若手研究者である証といえる。今後はぜひ著書などを通じて再度栄養とは何か、摂食・嚥下障害の問題と関連付けて学習したいと思った。

講演の詳細は、こちらをご覧ください。


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埼玉県摂食嚥下研究会事務局(埼玉県歯科医師会内)
電話 048-829-2323
FAX 048-829-2376


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